うっ血性心不全 生存率。 心不全とは?原因・症状・治療・手術・予防方法|ニューハート・ワタナベ国際病院

うっ血性心不全の症状は?原因や診断・治療・予後・余命は?

うっ血性心不全 生存率

近年の欧米の報告では、心不全入院後30日の死亡率は1993年と2005年の比較で12. しかしながら、予後の改善は入院死亡率の低下にとどまっている、あるいは心不全の一部にすぎないとも考えられており、未解決の問題が多数残っています。 これまで多数の予測因子が報告されています。 現在では、複数の予測因子を組み合わせた多因子によるリスクスコアが予後予測のために用いられるようになっています。 J Am Coll Cardiol 2013;62:e147。 心不全は高齢者に多い疾患であるため、超高齢国家であるわが国では将来、心不全患者の著明な増加が予想されています。 近年にいたるまで、「心機能」の指標としてEFが広く使われ、EFが低いほど予後が不良であるという考え方が一般的でした。 EFは収縮性の指標ではなく、心室容積・前負荷・後負荷・心拍数・弁機能などに大きく影響を受けており心拍出量と同じではありません。 New Engl J Med 2006;355:251。 HFpEFとは、収縮機能はほぼ正常であるが拡張機能の障害が主要な病態となっている状態とされています。 そのうえで、ここに示したような多くの因子を組み合わせて、総合的に予後を判定していくことが重要となります。 (2014年10月公開).

次の

難病ドットコム > 循環器系疾患 > 特発性拡張型(うっ血型)心筋症 > 疾患

うっ血性心不全 生存率

心筋症とは 心臓の機能障害と共に起こる心筋の病気を「心筋症」、特定の心臓病や全身の病気に続いて起こる心筋の病気を「特定心筋症」と呼びます。 心筋症は、 拡張型心筋症(DCM)、 肥大型心筋症(HCM)、 拘束型心筋症(RCM)に分類されています。 各心筋症の特徴 拡張型心筋症(DCM) 原因不明の心筋の病気で、心筋の収縮力が落ち、左室の壁が薄くなり中の容積が大きくなって、心臓のポンプ機能が低下します。 うっ血性心不全や不整脈、血栓塞栓症といった病気を起こしやすくなっています。 通常、左右の心房心室が4つとも拡大しますが、中でも左室の拡大が顕著にみとめられます。 症状 ポンプ機能の低下の影響で動悸、息切れ、むくみ、疲れやすい等の症状が出てきます。 更に重い不整脈が出てくることもあり、難病に指定されています。 病状はゆっくり進行し、予後はよくありません。 日本における心臓移植適応例の8割以上を占めています。 以前は5年生存率が5割程度でしたが、最近では治療の進歩により7〜8割に向上しています。 死因の多くは心不全または不整脈とされています。 治療 原因不明のため、根本的な治療については心臓移植のみとなります。 その他の治療法として、薬物療法やICD、両室ペースメーカを使うこともあります。 拡張型心筋症(DCM) 原因不明の心筋の病気で、心筋の収縮力が落ち、左室の壁が薄くなり中の容積が大きくなって、心臓のポンプ機能が低下します。 うっ血性心不全や不整脈、血栓塞栓症といった病気を起こしやすくなっています。 通常、左右の心房心室が4つとも拡大しますが、中でも左室の拡大が顕著にみとめられます。 症状 ポンプ機能の低下の影響で動悸、息切れ、むくみ、疲れやすい等の症状が出てきます。 更に重い不整脈が出てくることもあり、難病に指定されています。 病状はゆっくり進行し、予後はよくありません。 日本における心臓移植適応例の8割以上を占めています。 以前は5年生存率が5割程度でしたが、最近では治療の進歩により7〜8割に向上しています。 死因の多くは心不全または不整脈とされています。 治療 原因不明のため、根本的な治療については心臓移植のみとなります。 その他の治療法として、薬物療法やICD、両室ペースメーカを使うこともあります。 肥大型心筋症(HCM) 心筋が変性する病気で、左室が分厚くなります(肥大)。 心室が十分に拡張できない状態を伴います。 左室・右室の間の壁(心室中隔)が分厚くなります。 左室から血液が流れる経路(左室流出路)が狭くなる場合、狭くならない場合によって、閉塞性肥大型心筋症と、非閉塞性肥大型心筋症に分かれます。 また肥大する部位が心臓の尖った部分(心尖部)の範囲に限ってみられるものは心尖部肥大型心筋症と呼ばれます。 症状 胸の痛み、動悸、息切れ、めまい、失神等が挙げられます。 心不全や重症の不整脈を起こすこともあります。 拡張型心筋症へと変化することがあるので、注意が必要です。 治療 最大の問題である突然死の予防が重要です。 日常生活では過激な運動を避ける必要があります。 内科的な治療としての薬物療法、また心室中隔切除術等の外科的手術が適応となる場合もあります。 肥大型心筋症(HCM) 心筋が変性する病気で、左室が分厚くなります(肥大)。 心室が十分に拡張できない状態を伴います。 左室・右室の間の壁(心室中隔)が分厚くなります。 左室から血液が流れる経路(左室流出路)が狭くなる場合、狭くならない場合によって、閉塞性肥大型心筋症と、非閉塞性肥大型心筋症に分かれます。 また肥大する部位が心臓の尖った部分(心尖部)の範囲に限ってみられるものは心尖部肥大型心筋症と呼ばれます。 症状 胸の痛み、動悸、息切れ、めまい、失神等が挙げられます。 心不全や重症の不整脈を起こすこともあります。 拡張型心筋症へと変化することがあるので、注意が必要です。 治療 最大の問題である突然死の予防が重要です。 日常生活では過激な運動を避ける必要があります。 内科的な治療としての薬物療法、また心室中隔切除術等の外科的手術が適応となる場合もあります。 拘束型心筋症(RCM) 日本ではまれな疾患であり、アフリカ、インド、中南米、そして一部のアジアの国々で患者さんが多く存在します。 心室の病態としては、線維化(内臓等の組織を構成している結合組織と呼ばれる部分が異常増殖する)あるいは浸潤(炎症等の発育の場が隣接する組織中に侵入する)した心筋をみとめ、心室が十分に拡張できない状態になります。 心拡大、心肥大は伴いません。 症状 動悸、息切れ、むくみがみられますが、胸痛と失神はあまりみられません。 不整脈を伴うことが多く、また、7割の患者さんが症状の出現から5年以内に死亡するといったことから予後はよくありません。 治療 診断はしばしば晩期に確定するため予後はよくなく、ほとんどの患者さんには有効な治療が存在しません。 対症的な支持療法(薬物療法)が行われます。 拘束型心筋症(RCM) 日本ではまれな疾患であり、アフリカ、インド、中南米、そして一部のアジアの国々で患者さんが多く存在します。 心室の病態としては、線維化(内臓等の組織を構成している結合組織と呼ばれる部分が異常増殖する)あるいは浸潤(炎症等の発育の場が隣接する組織中に侵入する)した心筋をみとめ、心室が十分に拡張できない状態になります。 心拡大、心肥大は伴いません。 症状 動悸、息切れ、むくみがみられますが、胸痛と失神はあまりみられません。 不整脈を伴うことが多く、また、7割の患者さんが症状の出現から5年以内に死亡するといったことから予後はよくありません。 治療 診断はしばしば晩期に確定するため予後はよくなく、ほとんどの患者さんには有効な治療が存在しません。 対症的な支持療法(薬物療法)が行われます。

次の

単心室症(指定難病210)

うっ血性心不全 生存率

心不全の予後はがんより悪い!? 心不全の「予後」とは、心不全になったあと、どれだけ長く生きられるか、という意味です。 一般的に、心不全の予後はよくないとされ、重症化した心不全の予後は「がんより悪い」といわれることもあります。 心不全の予後は、その根底にある心臓病の種類、症状の重症度によっても変わってきます。 心不全の重症度を判断するには、ニューヨーク心臓協会(New York Heart Association:NYHA)の分類がよく用いられます (図16)。 死亡率の問題もそうですが、高齢者の心不全でさらに深刻なのが、再入院の問題です。 高齢者では、心不全を起こして入院するたびに全身状態が1段階ずつ低下し、入院前の状態にまで回復することはありません。 慢性的に心不全を繰り返すようになると、何らかの原因で急激に悪化(急性増悪)して入院、十分に回復しないまま退院、そして再入院・・・ということを繰り返し、徐々に悪化していくという傾向に歯止めがかからなくなります (図17)。 図17 心不全における心機能の経過(イメージ) 注目すべきは再入院の原因です。 「塩分・水分制限の不徹底」「過労」「治療薬服用の不徹底」などが上位を占めていますが、これらはすべて患者さんご自身の問題ともいえます (図18)。 つまり、毎日生活のなかで、「塩分を控える」「水分を摂り過ぎない」「疲れをためない」「確実に薬を飲む」といったちょっとしたことに注意すれば、再入院を防ぐことができます。 「自己管理によって、心不全の予後は改善する」ということをぜひ覚えておいてください。 図18 心不全増悪による再入院の原因.

次の