腎盂腎炎 原因。 腎炎の症状ってどんなの?腎臓炎の種類と原因や食事で気を付けること

腎盂腎炎

腎盂腎炎 原因

腎盂腎炎はこんな病気 腎臓とは、背中の真ん中あたりに左右一つずつ存在する、握りこぶし一個半程度の大きさのソラマメのような形をした臓器です。 全身の血液を集めて 血液中にある老廃物や尿毒症物質を除去し、余分な水分とともに尿を作る働きをしています。 腎臓で作られた尿を集め、尿管へ送る部分を腎盂 じんう と呼びます。 その腎臓でバイ菌が増殖し、炎症が起こることが腎盂腎炎です。 腎盂腎炎と診断された場合は、安静を保つことが重要です。 無理をすると、菌血症やという全身にバイ菌がまき散らされる病気に発展し、重症化してしまいます。 感染の原因となるバイ菌にはさまざまなものがありますが、なかでも特に多いのが大腸菌です。 また、腎盂腎炎は男性より女性の方が多く発症します。 これは解剖学的に、尿道が男性より短いことと、膣・肛門が外尿道口と近いことなどが理由として挙げられます。 そのため、女性の場合は外陰部を清潔に保つことが重要となります。 腎盂腎炎の特徴的な症状としては、背部を殴られたような痛みや、夕方から朝方にかけての高熱、吐き気・嘔吐などがあります。 1週間程度の安静と、抗生物質の投与で軽快する場合には心配ありません。 しかし、回復が遅れる場合や、腎盂腎炎を繰り返す場合には、泌尿器科で尿路の精密検査を受ける必要があります。 早期発見のポイント 排尿時の痛み、残尿感、頻尿、尿の混濁などと同様の症状がありますが、膀胱炎では発熱をきたすことはありません。 さらに発熱がある場合は腎盂腎炎の可能性があります。 そのような症状が見られたら、早めにかかりつけの医師、または泌尿器科を受診するようにしましょう。 尿管にが詰まったり、尿管腫瘍があったり、腎盂尿管移行部狭窄症 じんうにょうかんいこうぶきょうさくしょう や膀胱尿管移行部狭窄症 ぼうこうにょうかんいこうぶきょうさくしょう といった先天的な奇形があるなど、尿管に狭いところがある場合は、腎盂腎炎の回復が遅れて再発を繰り返す要因となります。 また、尿管に狭いところがなくても、膀胱尿管逆流症 ぼうこうにょうかんぎゃくりゅうしょう という先天性の奇形がある場合、腎盂腎炎を繰り返す要因となります。 通常、腎臓で作られた尿が膀胱まで運ばれると 尿管と膀胱にある逆流防止弁が働き、尿は腎臓へと逆流しません。 しかし、防止弁の働きが悪いと尿が逆流し、膀胱炎を起こすたびに腎盂腎炎を発症します。 この場合、「膀胱尿管新吻合 ふんごう 術」「Deflux デフラックス 注入療法」などといった外科的治療が必要になります。 放置すると、逆流症性腎症をきたし、腎機能が廃絶してしまいます。 発熱が継続して症状が改善しない場合には、緊急処置として「尿管ステント留置術 体内に細い管を通し、腎盂にたまった膿を出す方法 」、あるいは「経皮的腎瘻造設術 けいひてきじんろうぞうせつじゅつ/ステントが留置できない場合、背中から直接腎臓に細い管を留置する方法 」が必要となります。 予防の基礎知識 と腎盂腎炎を予防するために、以下のことを心がけましょう。 ・尿をしたいと感じたら早めにトイレに行くなど、排尿を我慢しない ・水分、お茶などをできるだけ飲むように心がける さらに女性の場合は、以下のことにも気を付けてください。 ・外陰部を清潔に保つ 特に生理時には気を付けること ・排尿後や排便後は、トイレットペーパーは前から後ろに拭くようにする ・セックスの後は陰部を清潔にし、早めに排尿する 膀胱炎や腎盂腎炎に対する予備薬や予防薬として抗生剤を漫然と使用する方がいますが、そうすると抗生剤が効きにくいバイ菌へと変化する菌交代現象を起こし、重症化することとなります。 その代表が「MRSA感染症」です。 現在、MRSAに対する抗生剤が開発されてはいますが、抗生剤の乱用は控えるべきです。 膀胱炎や腎盂腎炎かなと感じたら、尿の検査を行い、確定診断を受けてから治療をすることが重要です。

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腎臓の病気|腎盂腎炎(腎盂炎)【原因・症状・治療法】

腎盂腎炎 原因

症状 急性と慢性で症状は大きく異なります。 急性腎盂腎炎 非常に強い炎症反応が生じ、高熱や悪寒、強い腰痛などが生じます。 早期に適切な治療を行わなければ、に至ることもまれではありません。 また、結石や腫瘍が誘因となっている場合には、尿の量が少なくなったり、血尿がみられたりすることもあります。 多くは適切な治療で治り、急性にならないことも特徴のひとつです。 慢性腎盂腎炎 一般的に自覚症状が少ないのが特徴です。 長引くや倦怠感があり、徐々に腎臓の機能が低下することで、尿を濃縮する能力が低下し、夜間の多尿や尿の色が薄くなるなどの症状が現れます。 自覚症状が少ないため気づかれないことも多く、治療せずにいると慢性腎不全に移行することがあります。 検査・診断 腎盂腎炎では、さまざまな検査により診断や治療方針の決定が行われます。 血液検査 炎症反応の程度と腎機能を評価します。 また、が疑われる場合には、血小板や凝固因子などが治療方針を決定するうえで重要な項目となります。 尿検査 尿への細菌や血液の混入、尿中の白血球数などを確認します。 また、尿培養検査にて腎盂腎炎の原因菌を特定することが可能であり、抗菌薬の選択に必須の検査となります。 異形細胞がみつかった場合、などを疑うきっかけとなります。 超音波検査 腎臓は、超音波で観察しやすい臓器です。 超音波検査は簡便に行える画像検査であり、腎盂腎炎のほとんどで行われます。 急性の場合には、腎盂の拡張や尿管の閉塞などを確認することができます。 慢性の場合では、腎臓の萎縮や腎杯の拡張などがみられます。 CT検査 腎機能が正常であれば造影剤を用いたCT検査が行われます。 腎盂拡張の程度やの位置・大きさ、解剖学的異常などを詳しく評価することが可能です。 治療 腎盂腎炎の治療の主体は、抗菌薬の投与です。 原因菌に適した抗菌薬の使用が必要ですが、腎臓に効きやすいペニシリン系やセフェム系、ニューキノロン系などが多く使用されます。 通常は、発症時のみに使用されますが、乳幼児の繰り返す腎盂腎炎には予防的に抗菌薬を長く服用することもあります。 その他、結石の排出を促すために点滴が行われたり、痛みに対して鎮痛剤が使用されたりします。 また、などの重篤な合併症が生じた場合には、全身管理を含めた集中治療が行われます。 慢性腎盂腎炎の場合には、長期の抗菌薬療法が基本となります。 また、解剖学的異常に対しては手術が行われることが多く、慢性に移行した場合には人工透析やが必要となります。

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腎盂腎炎 (じんうじんえん)

腎盂腎炎 原因

慢性腎盂炎の初期症状は、頭痛や倦怠感が出る場合がありますが、いつもより調子が悪いが、自分でもどうおかしいかがわからない状況や、全く症状が出ないこともあります。 但し、症状が悪化していくと、腰部に痛みや発熱などといった急性腎盂炎と同じ症状が現れ、さらに病状が悪化すると、腎機能障害や不眠や嘔吐・昏睡状態にもなる(尿毒症)危険性があります。 腎盂炎は発症した年齢によって、出やすい症状が異なります。 腎臓疾患・腰痛などの局所の症状よりは、主に発熱、ひきつけ、食欲不振、嘔吐などの全身症状が現れやすい子供に対して、お年寄りでは、反対に全身症状が現われにくい傾向にあり、高熱が出ないこともある為、気づかないまま腎盂炎が慢性してしまったということがないように細心の注意が必要です。 急性腎盂炎の原因として、尿道から膀胱に入った細菌(グラム陰性桿菌、グラム陽性球菌)が、逆流した尿によって腎臓にまで運ばれ、腎盂や腎杯に感染をおこすからと言われています。 他の原因として稀ですが、身体の他の感染部位から細菌が血液やリンパ液に侵入し、直接腎臓に運ばれて感染する場合もあります。 感染の多くは、片側の腎臓にだけおこりますが、両側のこともあります。 慢性腎盂炎のメカニズムの急性腎盂炎と同様で、腎盂や腎実質で繰り返された細菌感染したことが原因であり、細菌感染することで、尿が膀胱から尿管、腎臓へと逆流(膀胱尿管逆流)し、その症状が長く続くことで慢性化します。 急性腎盂炎の治療で必要なのは安静と水分を十分にとる事で尿を多く出すことが重要です。 腎臓の疾患での影響や吐き気などの症状でどうしても水分がとりづらい場合は点滴を行います。 水分補給を行いながら抗生物質や化学療法も行い、しばらくの間は絶食になります。 高熱、悪心・嘔吐、全身の倦怠感の症状がなくなってから食事をとっていただき薬も内服薬に変更します。 そのまま治療を行い症状がすべておさまった時点で、造影の検査で尿路に結石や異常がないかを確認します。 異常がなかった場合は治療が完了します。 もし異常がある場合や、今後症状が再発するようであれば、泌尿器科で診察してもらい原因を調べることが必要です。 但し、急性腎盂炎は再発の可能性も多く、おさまっていた炎症を引き起こす為、痛みがなくなっても3か月間は経過観察が必要と言えます。 慢性腎盂炎の場合、治療の前に尿検査を行い尿に膿や細菌が出ていないかの確認を行います。 もし、膿や細菌が見つかった場合が腎盂腎炎の可能性がある為、血液検査を行い腎臓の状態を確認します。 腎臓を調べる理由として、腎臓は血液をろ過して尿を作りますので、血液を調べることで腎機能に異常がないか確認することができるのです。 それに加えて、CT、超音波審査などの画像診断にて尿がたまっていないか、腎盂炎の原因として考えられるものが写っていないかを調べます。 治療法としては化学療法で、尿中の細菌や膿を除去し感染の原因をなくしていくことが重要であり、定期的に血液検査を行い、腎臓機能の悪化となる物質の数値を確認し問題ないか確認します。

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