外 ズラ が いい に も 程 が ある 4 話。 外面が良いにも程がある。 4話「優しい毒薬(後半)」→優しい()彼氏「アレルギーって好き嫌いと同じだろwww」(ネタバレあり)

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外 ズラ が いい に も 程 が ある 4 話

禁区 4 1Fに下りた後、ムウはテレパシーを飛ばして他の者達を呼び戻した。 「なんだって?ただの肝試し軍団だったのか!?」 蚊に刺されながら侵入者捜しに躍起になっていたミロは、 腕を掻き毟りながら素っ頓狂な程の大声を上げた。 ミロだけではない。 外チームは皆腕だの脚だのを掻いている。 「そいつらをこの場につれてこい。 この落とし前をつけさせてやる。 」 カノンはこめかみに青筋を浮かべて、 ぼっこりと腫れ上がった腕を見せた。 見ているだけで痒くなったは、カノンの腕を見て顔を顰めた。 「うわぁ、痒そう・・・。 」 「 滅茶苦茶痒い!このままでは腹の虫が治まらんわ!」 「カノン、大人げないぞ。 」 「黙れサガ!貴様は刺されていないからそのような事が言えるのだ!」 痒くて機嫌の悪いカノンが噛み付いてきたが、いちいち相手にしていられないとばかりにサガはスルーした。 「ともかく、これで侵入者は追い払った。 脅しておいたから当分来ないだろう。 」 「本当か?」 「不安ならこの館に迷宮を張ってやるが?」 「 やりすぎだ。 ここは双児宮ではないのだぞ。 村の者が迷惑だろう。 」 アルデバランが控えめに窘める。 サガは些か退屈そうに肩を竦めると、他チームの報告を促した。 「念の為に聞いておこう。 1Fはどうだった?」 「別段何もなかったぞ。 」 「そうか。 」 1Fチームを代表して、童虎が答えた。 サガは小さく頷くと、今度はまだ痒がっている外チームに尋ねた。 「外はどうだった?」 「「「「「 痒かった。 」」」」」 即答で全員が答えた。 「そんな事はどうでもいい。 不審な様子はなかったかと訊いているのだ。 」 「ああ。 別に何もなかった。 」 とカミュが答えた。 その横から、アイオリアも報告を付け足す。 「俺は庭を見回っていたが、そこも別に何もなかったぞ。 ボロボロのテーブルと椅子と、古い石碑があったのを見たぐらいだ。 誰かが使った形跡などなかった。 」 「そうか。 では誰かが入り浸ったり住み着いたりという程でもないのだろうな。 」 「だと思うが。 」 「ふむ。 ならばこれでひとまず解決だな。 」 「そうだな。 あーあつまらん。 風呂に入って寝るか。 」 ミロは大きく伸びをして、大広間を出て行った。 その後暫く風呂タイムや歓談タイムが続いたが、昼間のはしゃぎ疲れもあってか、一同はいつの間にか全員大広間で寝静まってしまった。 何処かで音が聞こえた気がする。 「ん・・・・」 薄らと目を開けたは、身体を起こして腕時計を覗き込んだ。 時刻は夜中の2時を回ったところだ。 周りを見渡せば、黄金聖闘士達が思い思いに寝転がっている。 物音は気のせいだったかと思い、は再び夢の中に戻ろうと横たわりかけた。 とその時、窓の外に人影が映った。 「!」 慌てて部屋にいる黄金聖闘士の数を数えてみる。 ちゃんと全員居るようだ。 とすると、また肝試し軍団だろうか? その時、再び物音が聞こえた。 何かを引き摺るような音が、確かに外から聞こえてくる。 は隣で寝ているミロを揺さぶった。 「ミロ、ミロってば!」 小さな声で呼びかけながら揺すり続けていると、ミロが薄らと瞳を開けた。 「ん・・・・」 「ミロ、起きて!」 「うぅ〜ん、・・・」 「 ちょ、ちょっと・・・!」 まだ覚醒しきっていないミロは、の身体を引き寄せるとそのまま胸に抱いて寝息を立て始めた。 だが、 寝かしつけられている場合ではない。 はミロの頬を軽く張った。 「 痛って・・・!何だ、どうしたんだ!?」 「ミロ起きて!外に変な人が!」 「何?」 ようやく起きたミロが身体を起こした。 その隙に、は反対側で寝こけているアイオリアを起こした。 「うぅん・・・、何だ?」 「アイオリア、起きて!外に誰か居るのよ!」 「・・・何だと?」 アイオリアも身体を起こす。 「本当か?」 「窓に影が映ったのを見たもの!」 「また侵入者か?よし、俺に任せろ。 俺の眠りを妨げる奴はどうなるか思い知らせてやる。 」 そう言って、ミロは立ち上がった。 アイオリアともその後を追おうとした。 しかし。 「 きゃっ!」 「 痛ってぇ・・・!誰だコノヤロー・・・」 「ご、ごめん!」 がデスマスクの腕に躓いて転んでしまった。 デスマスクは寝ぼけ眼のマジギレ顔でしばしぼーっとしていたが、倒れ込んでいるに気付いて ヒップをバシッと叩いた。 「 痛ったーい!何すんの!?」 「そりゃこっちの台詞だ。 夜中に何してんだテメェは。 ん?ミロにアイオリア、お前らも何してんだ?」 「侵入者だ。 これから 成敗しに行く。 」 「ほー。 」 デスマスクは、ミロの言葉にぞんざいな返事をした。 「お前は行かないのか?」 「どうすっかな?・・・・腕が痛くて目も覚めちまったしな。 」 「だからごめんって言ってるじゃない・・・」 が気まずそうにぽつりと呟く。 「ま、いいや。 行ってやるよ。 オラ、お前も来て手伝え。 」 の腕を掴んで、デスマスクが立ち上がった。 外に出たデスマスク・アイオリア・ミロ・の4人は、取り敢えず先程の窓まで来てみた。 「ここら辺に映ったんだよな?」 「そう。 で、こっちに行ったの。 」 が指差した方向は庭だ。 一行は足音を忍ばせて庭に向かった。 「どうせまた肝試しか何かじゃないのか?」 「だろうな。 朝になったらサガに 迷宮を仕掛けて貰った方が良いかもな。 」 「 やっちまえやっちまえ。 面倒くせえ。 」 「でもさ、アルデバランも言ってたけど、村の人が迷惑しないかな?」 声こそ潜めるものの、黄金聖闘士達は勿論のこと、今度はもさほど恐怖を感じない。 「何て言ってとっちめてやろうかしら。 」 「亡者でも呼び出して見せてやればビビって逃げるだろうな。 」 「 それは私も怖いから。 やめてよね。 」 デスマスクを横目で睨む。 「ハハハ。 まで怖がって逃げちゃ大変だからな。 やめておけ、デスマスク。 」 「ミロの言う通りだ。 それに亡者のせいで肝試しブームに益々火がついたら余計大変だろう。 」 「分かってるよ。 冗談だ冗談。 」 緊張感の欠片もなく庭へ踏み込もうとする4人。 その時、少し前を歩いていたミロが突然足を止めた。 「 痛った・・・!」 立ち止まったミロの背中に顔面から突っ込んだが鼻を押さえる。 「何ミロ?どうし・・・ムグッ!」 「しっ、静かにしろ。 」 今度はデスマスクに口を塞がれてしまった。 仕方なしに黙って大人しくしていると、庭の様子を壁の陰から見ていたミロが首を引っ込めた。 「ミロ、何かあったのか?」 「どうも様子がおかしいぞ。 只の肝試し軍団じゃなさそうだ。 」 アイオリアの質問に皆まで答える代わりに、ミロは彼に場所を譲った。 今度はアイオリアが庭の様子を伺う。 「あれは・・・・」 「何だよ?俺にも見せろ。 おっと、こいつ頼むぜ。 」 デスマスクはをミロに預けると、アイオリアと場所を代わって庭の様子を見た。 しばらくしてデスマスクが首を引っ込めると、はミロの腕から抜け出て様子を尋ねた。 「何だったの?」 「あれは肝試しに来た奴らじゃねえな。 」 「やはりそう思うか。 」 「俺が見たところあれは・・・」 アイオリアが相槌を打ち、ミロが口籠る。 一人事情の飲み込めていないは、ミロの腕を揺すって尋ねた。 「だから何なのよ?」 「ドラッグだ。 」 「 ドラッ・・・ムグッ!!」 「しーッ、だから静かにしろってんだよテメェは!」 は、再びデスマスクに口を塞がれた。 「ああ、ありゃ間違いなくヤクだな。 」 「こんな長閑な場所でこんな物騒な事に出くわすとは、思いもよらなかったな。 」 「 何だか騙された気分だ。 やはり世の中タダなんて有り得ないものなのだな。 」 3人は面倒臭そうにやれやれと首を振っている。 はデスマスクの服を引っ張ると、塞がれた口のまま喋りかけた。 「もーむぐも?」 「あン?何だって?」 デスマスクが口を解放してくれたので、はもう一度言い直した。 「どうするの?」 「チッ、面倒くせぇけど・・・、始末するしかねえか。 こんな連中なら今後も頻繁にやって来るだろうしな。 二度手間三度手間は御免だ。 」 デスマスクは至極面倒臭そうにそう呟いた。 物騒な発言に驚いたが、目を大きく見開く。 「だな。 肝試し程度なら放っておけばそのうち来なくなるだろうが・・・」 「何の解決もせずにタダ旅行だけ楽しむ訳にはいかんからな。 それに人を滅ぼす麻薬などに関わる悪党は、女神の聖闘士として捨てておけん。 」 ミロとアイオリアもデスマスクに賛同する。 「 ほ、本当に 殺るの!?」 「ああ。 おい、お前サガかカノンを呼んで来い。 」 「え?い、いいけど何で?」 「いいから今すぐだ。 早く行け。 」 「何故だ?あんな小悪党如き、俺達だけで十分だろう。 」 「そうだ。 わざわざ奴らの手を借りるまでもない。 俺のスカーレットニードルで 瞬殺してくれるわ。 」 「んなこた分かってるよ。 そうじゃねえんだよ。 考えがあるんだ。 いいからお前達は黙ってろ。 」 ミロとアイオリアを黙らせると、デスマスクは再びを促した。 はそれに従い、一人で館へと戻って行った。 この暗闇に一人はやはり怖い。 は後ろを振り返らずに必死で走り、大広間に滑り込んだ。 そして一番扉の近くで眠っていたカノンを揺すり起こした。 「カノン、カノン!起きて!」 「ん・・・・、何だ・・・・」 「起きてってば!」 「・・・?何だ 夜這いか? 望むところだ・・・」 そう言って欠伸を一つすると、カノンはの身体を引き寄せた。 「 ちっがーう!いいから起きてよッ!」 はカノンの額をピシャリと叩くと、カノンの腕を振り切って身体を起こした。 「チッ、何なんだ一体・・・?」 「今すぐ庭に来て欲しいの。 変な人が居て麻薬が・・・」 「何だと?」 の説明は要領を得ないが、寝ぼけている風には見えない。 何か只事でない事情があると見たカノンは、それ以上の説明を聞かずに素早く立ち上がった。 「とにかく行くぞ。 どこだ?」 「こっちよ。 」 他の者を起こさないようにそっと扉を閉めて、カノンとは庭へと急いだ。 カノンとの帰りを待っていた3人は、2人の姿を見つけると歩み寄って来た。 「おお、カノン。 待ってたぜ。 」 「何なんだお前達。 何があった?」 「侵入者だ。 また肝試し軍団かと思ったのだが、ドラッグを所持している。 」 「多分運び屋か何かだろう。 」 ミロとアイオリアの説明を受けて事情を飲み込んだカノンは、頷いて『なるほど』と呟いた。 「んでよ、お前に頼みがあるんだ。 アレ使ってくんねえか?」 「アレ?」 「ああ。 面倒がねえように連中同士で片付けさせろ。 」 「ああ、そういう事か。 なるほど、考えたなデスマスク。 」 「あたぼーよ。 俺様をナメるなよ。 」 「とにかく早く行こう。 グズグズしていては奴らがズラかるぞ。 」 「はここで待っていてくれ。 すぐに終わる。 」 アイオリアにそう言われたは、不安ながらもこっくりと頷いた。 「う、うん。 気をつけて・・・!」.

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夢畑

外 ズラ が いい に も 程 が ある 4 話

外面が良いにも程がある【第3話】のあらすじ・ネタバレ・感想 ネット上の広告でも見かけるので気になった方はご覧になって見てください。 外面が良いにも程があるのあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください! 外面が良いにも程がある【第3話】のあらすじ やっと残業を終えた吉野が出てきました。 瀬高「佐藤マミに仕事押し付けられたんだろ・・・?そんな残業することないよ・・・」 吉野「でも彼女急用があるらしくって・・・」 瀬高(なんか情けなくて合わせる顔が) 吉野「そうだ はいっコーヒー」 「ウチの近所のコンビニのやつですごい美味しくて会社の冷蔵庫に買って置いてたんですよ」 「この前コーヒー奢るって約束しましたでしょ?」 瀬高(なんだよ 何でこの子こんなにいい子なんだよ) 次の瞬間、瀬高は吉野を抱きしめていました。 吉野「・・・・・・瀬高さん 身体が冷たい」 吉野から、瀬高にキスをすると、自宅に誘うのでした。 マンションで、また残業のことを謝るも、瀬高のせいじゃないと言われてしまいます。 瀬高(きっとこの子は俺みたいな人種の奴らのせいで嫌な思いもたくさんしきたんだろう) 吉野「こないだの合コンに来てた子たちみんなキレイなネイルしてましたよね」 「私理工学系の出身で ずっと実験とかやってたから会社に入ってあんなキレイな爪の女の子がいるんだーってびっくりしたんですよ」 「私とは違う鑑賞されるためだけにあるようなキレイな手」 「だからあなたが私の手をキレイって言ってくれてすごく嬉しかった ありがとう」 瀬高(こんな俺でも 君がそう言ってくれるならどんないい人間にでもなれる気がする) そして二人は、身体を重ねました。 スポンサードリンク 外面が良いにも程がある【第3話】のネタバレ 翌朝。 しばらく考えて、やっと状況を把握した頃、「・・・まんが!?」と愕然とします。 吉野「ああそうだ 残業のことですけどね?瀬高さんが心配するようなことはないですよ?」 「私も楽しんでやってますし」 瀬高(この子はいったいどこまで・・・) 吉野「だってマミさんのお仕事の分 フォルダを開くと1時間後に自動的に消去するプログラムをこっそり入れてあるんです」 「次の日彼女が仕事をしてたら突然データが消えちゃうわけですよ」 「もちろんコピーしたディスクは持ってますから 私がマミさんのミスを毎回フォローするので業務に支障はありません」 「マミさんは毎回ミスを怒られて私はフォローを評価される もともと私のした仕事なんですから当然の評価ですよね」 想像していたピュアな子ではなかったと知って、またもや言葉を失う瀬高に、吉野は淡々と続けます。 「そんなことない大丈夫」と言いながら、自分にも大丈夫と言い聞かせる瀬高。 瀬高(・・・・・・・・・・・・待てよ?) (初めての女がああいうこと言えるか・・・?) と、昨日家に来るかと誘ってきたのは吉野であったことを思い出してしまいます。 瀬高(・・・・・・・・・いや待て!!初めてだとは一言も言ってないな・・・・・実はこんな美人で今まで全然モテませんでしたとかあるか??いや別に初めてじゃなくてもいいんだけどさ・・・そもそも美人なのになぜそれを隠してる?!え ええ~~~~~??) 吉野「瀬高さん?どうかしました?」 瀬高「な なんでもないよ~~~~」 瀬高(いつか いつか君の化けの皮を剥がしてやる) 外面が良いにも程がある【第3話】のみんなの感想 まさかの、吉野の方が一枚上手だった!?そんなオチでしたね。 結局のところ、本人が思っているよりも瀬高自信がピュアなのかもしれないなと思いました。 吉野はもしかすると、マミへの復讐も兼ねて元カレである瀬高に近づいたのかも・・・なんて勝手に想像して、女の恐ろしさを痛感していました。 まだ読んでない人は是非無料で読んでみてください! 好きな漫画を無料で読む方法 現在、電子書籍のサービスはかなり普及している状態です。 U-NEXTは月額1990円ですが、 1ヶ月間無料トライアルがあります! さらに、 無料登録でも600ポイント もらえるのですぐに単行本1冊が無料で読めます! 税込600円以内の作品が無料で読めるので、気になる作品を厳選してみてください。 雑誌の読み放題もあるので合わせてお得にご利用ください! 1ヶ月間以内に解約すれば料金は一切かかりません。 FODプレミアムは通常月額888円かかりますが、 Amazonアカウントを使って登録すると1ヶ月間無料になります! さらに1ヶ月で 1300ポイントを無料で集めることが可能です。 このポイントを使って好きな漫画を無料で読むことができます。 動画配信としても有名で見放題作品が多数ありますので合わせてお楽しみください! Amazonアカウントをお持ちでない方でも無料で作れますよ。 読みたい漫画を検索してみてあれば登録してお得に読んでみてください! music. jpで漫画を無料で読む music. jpは音楽アプリで人気がありましたが、現在は動画・電子書籍にも力を入れています。 こちらは 30日間の無料期間と961ポイントに加え、動画1500ポイントが付与される超お得なサービスです! 他のサイトからはこのキャンペーンを受けられませんし、いつまで続くかわかない特典です。 違法ダウンロードは 刑事罰の対象となり、違法アップロードサイトは ウイルス感染の恐れがあるので絶対にやめましょう! Twitterでも違法アップロードが話題に 漫画の違法アップロードといえば漫画村ですが、Twitterでも話題になっていました。 追記:漫画村はサイトブロッキングの対象となり閉鎖され、新しく立ち上がった漫画タウンもアクセスできなくなっている状態です。 成る程。 安心して読めるねじゃねーよ!この悪質サイトを閉鎖させるには、国の力が必要ですね。 日本漫画家協会だけでは、閉鎖させることは、難しいと思います。 今利用している人は、止めてください。 ウイルス入ってるからね。 一刻も早く漫画村壊滅してほしいですね。 — justin 6b2d98d48041485 漫画村がきになって、ググってたら見つけたこのサイト、あたまわいとるなー。 ダウンロードしないからウイルスに感染しないとか、何を根拠に言い切ってるのか意味不明。 普通に感染するだろ。 まとめ 以上、「外面が良いにも程がある」をネタバレを紹介しました。 BookLive! やまんが王国は完全に無料ではないので、FODやmusic. jpで読むことが一番です! 公式のサービスで安全・安心に漫画を楽しみましょう! 是非お試しください!.

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私「トメさんのだけ今日はちょっといい缶詰を使いましたよ」満足そうに食べ始めた嫌味なトメ。私「読んだ話なんですけど、嫁のご飯に文句言ってたお姑さんが猫用の缶詰を食べさせらたらしいですよw」トメ「ゲホッ!?」

外 ズラ が いい に も 程 が ある 4 話

第4話 保険会社の常識? 初契約 契約が……取れた。 過去の出来事が走馬灯のように蘇る……という事は一切なく、不思議なもので逆に「どうしよう」と思ってしまった。 何故「どうしよう」と思ったか?というと、加藤は契約がとれればいいな、と思う反面、「世の中そんなに上手くいく筈ないよな」と思っていた部分が強く、契約が取れた後の準備を全くしていなかったのである。 (契約書、どうやって書くんだっけ……た、確か、こうだった……かな?) 契約書は当然用意してきている。 が、実際に書いて貰うとなると、昔(といっても1ヶ月程度前の話だが)に聞いた事があるくらいで、具体的にどこを書いて貰えばいいか分からない。 といっても、保険の契約書自体、書いて貰う部分は多くはなく、何とか書いて貰う。 (さて……確か銀行引き落としの紙を書いてもらうんだったよな。 ……ん? 銀行引き落としの紙が……ない? し、しまった! そういえばそのような紙あったよなぁ。 すっかり忘れていた……) 「す、すいません、銀行引き落としの用紙を忘れてしまったので、今から至急会社に取ってきますね」 「あ、分かりました」 慌てて会社へ急ぐ。 自転車で10分ちょっとの距離の場所を、3分で……という事はなくせいぜい8分くらいか。 汗だくになりながら、会社に戻った。 「ただいま戻りました」 「おぉ、どうだった?」 「契約取れました!」 「おぉ、おめでとう! 契約書を見せてみろ」 勝野に契約書を見せると、間髪をいれず、怒鳴り声が。 「バカ! 契約者と被保険者の印鑑同じだろ。 「早く契約書作り直して、もう一度契約書、書いて貰え!」 ……契約が取れた喜びは一気に覚め、何故か締めきり間近に契約が全く取れていない焦燥感に似た感情が加藤を覆った。 「すいません、実は契約者と被保険者の印鑑は違うものにしないといけないんですよ。 分かりました、書き直しますね。 あ、ここ間違えちゃった、横線訂正でいい?」 「あ、いいですよ」 銀行引き落としの紙も書いて貰い、今度こそ完了だ! と思い、会社に戻る。 そして勝野に契約書をチェックして貰う。 そうしたら、また勝野の一喝が! 「バカ! 横線訂正の所に訂正印がないだろが! 訂正印貰ってこい!」 三たび、田畑さん家へ。 「す、すいません。 一つだけ訂正印お願いします。 ここの横線訂正の所に訂正印押さないとダメとの事なんですよ」 「あら、そうなのね。 本当に、いい人である。 そして、また会社へ。 「おぉ、今度は……ちゃんとマトモな契約書だな。 ただ、ミスが多い! お前、これから契約書の書き方、繰り返して覚えておけ!」 まるで小学生の漢字書き取り練習のように、何度も何度も契約書を書いた加藤であった。 そして、加藤が解放されたのは、既に空は赤く染まっていた後であった。 加藤にとっての初契約、少しほろ苦い思い出になってしまった。 実際、暫くの間、契約を取ってくる度に「また不備があって勝野にドヤされるかもしれない」と、ビクビクしたものである。 そう、まるで契約が取れなかった方がいいかのように。 なにはともあれ、加藤の保険営業物語のストーリーが、ようやくスタートする事になったのである。 勢い 翌日の朝礼、先日の成果が発表される。 思わず胸が熱くなった。 ただ、あくまでもこの程度の数字では注目を浴びる事はなく、他の人達の成果に埋もれる形になる。 ズラっと並ぶ、先日の成果発表の数字。 よくもまぁ、これだけ数字が並ぶものだ、と感心すらしたものである。 いつものように、地区へ出向く。 「実は今日、保険の設計書を持ってきました、上からの命令で……」 当然、そのような指示等出ていない。 加藤自身、いきなり保険設計書を出す話法を持ち合わせておらず、取りあえず加藤自身が設計書提示の理由として強引に考えた末の話法である。 取りあえず加藤は過去アンケートを取った際に保険未加入の所に保険を提示してみる事を試していたのである。 田畑さんのようなラッキーを再び求めて。 「ん~、保険は入ってないけど、今、私は入れないのよね」 「え? 病気なんですか?」 「いや、私、実は先日仕事辞めたのよね。 「丁度、今うちの会社、社員募集しているんですよ。 よかったらその説明会来ませんか?」 「ん~……、行こう……かな」 「では、今日の14時か16時ですとどちらがいいですか?」 「ん~、じゃぁ14時くらいかな」 「では、その時間にまたお迎えに来ますね」 勢いとは恐ろしいものである。 契約が取れたという事で、この時加藤は「どんな話も上手くいく」という不思議な自信に満ちていた。 その為か、スラスラと言葉が。 当然、説明会があるというのも嘘。 保険業界というのは常に人を求めていて、入りたい人がいたらいつでも話をし、勧誘するものなのである。 14時と16時という選択というのも嘘。 別に四六時中営業部長は営業所にいるので時間なんていつでもいい訳だが、なんとなく時間指定した方が決断を促しやすそうだったので。 営業トークという点でいうと、「2つの選択話法」「丁度今日~という、特別感を持たせる話法」「入社を、ではなく、敢えて説明会という事で業界のイメージアップ」という3つの技術を駆使していた事になる。 当然、加藤はそのような事は全く考えてやった訳ではないのだが… 早速、会社に戻る。 「ただいま戻りました! 営業部長いますか?」 「おぉ、加藤、どうした?」 「実は今日、今、職を探している人がいましたので、一度話を聞きに来ないかという話をしたら、話を聞きに来るという話になったんですよ」 「おぉ! それは凄い。 で、いつ来る事になったか決まったのか?」 「それが、今日の14時に来る約束をしてきました」 「お、お前、どうしたんだよ。 なんか人が違ったように準備がいいじゃないか」 全くその通りである。 ホント、よくもまぁこんな準備のいい活動が出来たものだ。 そう、加藤は昼御飯をここ暫く食べない事が多く、昼食にありつけるという事自体非常に有り難かった。 食事といっても、そこらの食堂みたいな所を想像していたのが……加藤の考えは甘かった。 某有名ホテルのランチ。 味は…分からなかった。 というか、何故こんな所で食べる必要性があるのか? という事だけ、頭の中をグルグル回っていた。 「どうだ、旨いだろ」 「は、はい……」 何故か、ワインまで。 よく昼間からお酒を飲む会社だ…と思いつつ、少し頂く。 「さて、そろそろいくか、迎えに」 会計へ。 それを驚く様子もなく、ごく当たり前のようにカードで支払う営業部長。 この業界とは、こんなものなのか? 不思議に思ったものである。 そして、迎えにいき、会社で説明会。 といっても、営業部長がただ話をするだけではあるが。 説明会という事で1人では怪しまれるとでも思ったのか、数人営業職員がサクラとして参加していた。 話終了後、彼女が一言。 「私、もしかしたら非常に今大きな人生の分岐点になっているような気がしてならないの」 まぁ、この業界を垣間見た人は少なからずそういうもので……ある。 この彼女は後に加藤の人生を大きく変えるきっかけとなるのだが、当然その事を2人は知らないでいた。 営業部長の車にて、送りにいった帰りの車の中で、加藤が一言。 「……地区営業って、思わぬ出来事、あるんですね」 営業部長は、答える事なく、静かに頷いた。 7月戦前 6月の初契約が取れた後、結局その月は後1件の契約をあげる事に成功した。 ラッキー的な契約で、飛び込みした先の人が「丁度保険考えてたんだよ」と、御自身でプランを提案、いともあっさりと契約があがったのである。 …なんともひねりのなにもない、アドバイス(?)を受け、訳の分からないまま、7月戦の準備が行われようとしていた。 (第一報=6月25日に契約を入れる事=その日が正式な7月戦スタート日となる) 幸いにも、丁度先月(といっても本来なら6月なのであるが…)にアプローチ…というよりは殆ど相手側から切り出してきた話であるが…していた先から保険入るよという返事を受け、無謀とも思える1週間の間で成果をあげるという事に奇跡的に成功した。 飛び込み、いわば「下手な鉄砲も数うちゃ当たる」というのはまさしく加藤の事を示し、数こそそこまで多くはないが、相手側から話を切り出してくるという事も案外あったりする。 それで加藤は何度助けれた事か。 契約が取れたのが、実に22日の金曜日、ギリギリであった。 飾り付け&決起会? 6月23日土曜日、当然のように出社命令が出ていた。 普段から土曜日の出社を余儀無くされている加藤にとってはいつもと変わらぬ土曜日の筈であった。 土曜日は朝10:00の出社で良いと言われていた。 ちなみに平日は8:00までに出社(本来は9:00までに出社なのだが)で、お茶汲みやら掃除等やらされていた。 いつものように10:00に出社、大森支部長がいきなり一声。 「遅い! お前、舐めとるのか!!」 「えぇ??」 「7月戦直前の前の土曜日は男は8:00出社というのを知らないのか!!」 「あ、ごめんなさい、加藤に伝えるの忘れてました」 ……勝野の連絡ミスだったらしい。 ともかく、普段と違う雰囲気、何故か皆、腕まくりをし、汗だくである。 (……な、何をしている……んだ?) パっと見、大掃除のように見える。 が……何かが違う。 「とにかく、加藤! お前は桑原と買い物にいってこい!」 何がなんだか分からないうちに、買い物に出ていく事に。 ちなみに桑原とは自分より2年先に入った先輩(男)の人である。 実に、2人きりになるのは入社以来初めてで、よく考えたら口も聞いた事がなかった。 「せ、先輩。 とあるデパートに到着。 冗談とさえ思っていた代物をどんどん購入していく。 合計費用、実に20万超といった所か。 海の波の音のCD等、一体何に使うんだ? 缶詰めのつめもの50セット?? etc…… 訳分からないまま、2時間弱の時間をかけ、買い物終了。 「ただいま戻りました」 「おぉ、ごくろうさん。 どれどれ、、ん~、いい感じだなぁ。 このフサフサは波をイメージしたものだな」 ……何がなんだか分からない。 「さて、今から飾り付けするぞ!」 ここから、一斉に部屋の模様替えがはじまった。 2時間近く意味が分からないまま動いていた加藤はとうとう口に出して聞いてみた。 「あ、あの……一体何してるんですか?」 「見れば分かるだろ! 営業所の模様替えだよ!」 「……で、何故こんなド派手にするんです?」 「今年はまだ地味な方だぞ。 そりゃ7月戦だからに決まってるだろが。 部屋をド派手にしたら、みんなもやる気になるだろ?」 「は、はぁ……」 なんて強引な理屈なのだろうか…… 意味が分かったような分からないような感じで手伝いをしていた加藤であった。 ちなみに、この行事は未だに行っている営業所があるようである事を付け加えておく。 実に3時間くらいが経過したであろうか。 すっかり営業所内は別世界へと変わっていた。 壁はブルーの紙を張り巡らせ、海をイメージ。 バックミュージックは波の音。 御丁寧にも、扇風機の風でフサフサが波のように流れるような視覚効果が。 時間は16:00、これで晴れて解放されるかと思いきや、「さ~て、今から決起会やるぞ」という言葉と共に、飲み屋へと。 決起会? 「じゃぁ、今日はお疲れ様」 「お疲れさまで~す」 ビールを乾杯して飲む。 いわば営業所の飾り付け、肉体労働に等しかった訳であり、ビールが異様に上手く感じた。 次々と料理が出てくる。 いつもながら、「ここ、いくらで食べれる所なんだ?」と思うような場所である。 他の人の2倍やって当然なんだよ。 人並みじゃ、ダメだよ、と。 「選出会議でもお前、メシ食べただろう。 その分もお前は働かなくてはいけないんだぞ!」 タダ飯を食べれる程甘くないよ、と。 タダ飯を食べたからには、それ相当の成果をあげろよ、と。 4件くらいでS5000万いくかいかないか、という事は要するに8件やれよ、と。 目の前が、思いっきり暗くなった。 「お前は他のヤツより、入社以来数字をあげてないんだ! このアホんだらぁが!!」 etc…… 数多くの罵声(叱咤?)を浴びせられ、家路に付く時には冗談抜きに退社を決意していた程である。

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