おかめの館だるま。 神戸だるまと遊ぶ

おかめとは

おかめの館だるま

口を極端にとがらせた仮面。 やや斜め上に突き出た口のつくりが一般的であるが、筒状になっていて動かすことが可能なものもある。 また、この仮面をかぶって演ずる役や、さらに一般的におどけ者、まぬけ者を意味することもある。 このような口の形をした仮面は田楽(でんがく)や猿楽(さるがく)の古面にみいだせるが、狂言面の嘯吹(うそふき)と里神楽(かぐら)のモドキ面に代表され、江戸里神楽でひょっとこの名を用いている。 口ばかりでなく目を左右に甚だしく離し、片方の眼球が飛び出すばかりで左右のバランスも崩した道化面であり、おかめ、だるまなどと間(あい)の狂言役を演じる。 この面を馬鹿面(ばかめん)ともいい、その踊りを馬鹿踊ともよぶことがある。 この口つきは神に反抗する饒舌(じょうぜつ)な精霊の姿を根底に宿すもののようだが、語源的には東北地方の竈(かまど)神の火男(ひおとこ)に出たものといわれ、口をすぼめて火を吹くときの顔つきを模しているともいえよう。 火男の神像は醜顔で、ヒョウトクともいい、関西ではトクスという。 嘯吹のほうは口笛を吹く古語という。 里神楽(さとかぐら)(民間の神楽)に使われる中年女性の道化面。 鼻が低く、額(ひたい)やあごが平らで、ほおが丸く出っ張って下膨(しもぶく)れにつくられ、俗に三平二満(さんぺいじまん)ともいわれるが、意外に鼻だけが低い一平四満というべき作りもみられる。 目が細く、色白で、どこか色っぽいうえに愛想のよい福々しい顔相である。 江戸系の里神楽ではひょっとこやだるまなどのもどきの男役と対(つい)で軽妙に脱線滑稽(こっけい)を演ずるが、最後はたしなめ役に回ることが多い。 お多福(たふく)ともよばれ、正月の縁起物の熊手(くまで)などに飾り着けられたり、かつてはこの面をかぶったお福さんという門付(かどづけ)がいたりしたが、『大言海』によれば、「おたハ乙御前(オトゴゼ)、……ふくハ頤(オトガヒ)ノ脹(ハ)レタル」ようすをいったものだとある。 形状的にも狂言面の「乙(おと)」との関係が考えられる。 また、人形浄瑠璃(じょうるり)の首(かしら)「お福」も同様の面相である。 美女の相でないので、下膨れの醜女をお亀(かめ)とかお多福といって侮蔑(ぶべつ)することばともなった。 お亀の名は、室町時代末のある神社の巫女(みこ)の亀女の名から出たともいう。 なお、おかめを天鈿女命(あめのうずめのみこと)の面とすることもある。 歌舞伎(かぶき)舞踊。 常磐津(ときわず)。 本名題(ほんなだい)『勢獅子劇場花(かぶきのはなかご)』。 3世瀬川如皐(じょこう)作。 5世岸沢式佐(しきさ)作曲。 初世花柳寿輔(はなやぎじゅすけ)振付け。 1851年(嘉永4)4月、江戸・中村座で4世市川小団次、坂東(ばんどう)竹三郎(5世彦三郎)らにより初演。 江戸歌舞伎の年中行事、春の曽我(そが)狂言の当り祝いとして催された「曽我祭」を舞台に、鳶頭(とびがしら)2人が芸者や鳶たちをあしらって踊るもので、曽我兄弟の夜討ちの物語、「おどけ節」を使ったぼうふら踊り、獅子頭(ししがしら)をかぶっての勇壮な狂い、ひょっとこ踊りなど、内容は変化に富む。 幕末から、背景を山王(さんのう)祭に改定。 江戸情緒豊かな「祭礼物」の代表作として今日も流行している。 江戸または江戸系の祭礼囃子の別称。 江戸里神楽(かぐら)の馬鹿面(ばかめん)ともよばれる、だるま、ひょっとこ、おかめなどのモドキの道化面をかぶって踊る踊りがつくのでこうよばれるようになった。 練行に伴って山車(だし)の上で演奏され踊られる。 大太鼓1、締太鼓2、笛1、手平鉦(てびらがね)一の編成で、多くの曲目があるが、普通は「打込み」「屋台」「昇殿」「鎌倉」「四(し)(仕)丁目(ちようめ)」「屋台」(切(きり))の順で演奏する。 享保(きょうほう)(1716~36)の初めころ生まれた葛西(かさい)囃子をもととする。 初め若囃子、和歌囃子などと称したといい、それが馬鹿囃子と転訛(てんか)したともいう。 日本文化研究上の術語の一つで、一般庶民(常民)が日常、その生活の必要から製作あるいは使用している伝承的な器具・造形物の総称で、日本人の生活の成り立ちや変遷、日本の基層文化の構造や特質を研究するうえで欠くことのできない資料である。 この語の創唱者は、日本常民文化研究所(旧称アチック・ミューゼアム、現神奈川大学日本常民文化研究所)を主宰した渋沢敬三で、1934年(昭和9)から35年の間に確定された。 渋沢は「民具」を定立する以前は、これを「民俗品」といった。 今日では「民具」が学界で広く認められている。 擬、抵牾の字をあて、擬似物とか「もじり」の意。 まね、反抗、揶揄(やゆ)、批判、非難などの行為を意味する動詞「もどく」の名詞化したことばで、芸能面においては、主役のまねをしたり、主役に絡んだりする道化役などをいう。 中世の田楽(でんがく)芸を中心に発達した演出法らしい。 奈良市の春日(かすが)若宮御祭(おんまつり)には「比擬開口(もどきかいこう)」という祝言的開口の滑稽(こっけい)版があり、静岡県浜松市天竜区水窪(みさくぼ)町の西浦田楽(にしうれでんがく)ではいちいちの田楽芸にもどきがつき、長野県阿南(あなん)町新野(にいの)の雪祭でももどきが活躍する。 翁(おきな)に対する三番叟(さんばそう)も翁のもどきと説かれるように、神やその行為をまねたり、からかったり、反抗したりして、神のことばや行いを人にわかりやすく解説する役や行いをさしている。 江戸里神楽(さとかぐら)のおかめ・ひょっとこは好例であるが、宮中の御(み)神楽の人長(にんじょう)に対する才(ざい)の男(おのこ)、能楽の間狂言(あいきょうげん)、京都市壬生(みぶ)寺の壬生狂言の供・下僕役なども同脈であろう。 食物のがんもどき、植物のウメモドキ、昆虫のサソリモドキなども語素は同じである。 本来は、変装・化身のため顔を覆う造形物のマスクmaskをさすが、顔面につけずに頭の上あるいは胸や腹につけるマスケットmasketteや、着用を目的としない顔的彫刻や造形物のマスコイドmaskoidや、全身を覆うような巨大なマスクをも「仮面」とよぶ。 仮面を字の示すとおり解釈すれば「仮の面(顔)」、つまり本来の顔ではない借りものの顔のことであるが、ここに二つの問題がある。 【意味】 ひょっとことは、片目が小さくて、口のとがった滑稽な顔つきの男の面。 【ひょっとこの語源・由来】 火吹き竹で火を吹いた表情をしていることから、「火男(ひおとこ)」が転じ「ひょっとこ」になったとされる。 一説には、目が大小不釣合いで徳利のような口をしているため、「非徳利(ひとっくり)」が転じたともいわれるが、かなり無理があるように思える。 お亀、阿亀(おかめ)とも書き、お多福、阿多福(おたふく)、文楽人形ではお福(おふく)、狂言面では乙御前(おとごぜ)あるいは乙(おと)ともいう。 阿亀蕎麦(おかめそば)等、「おかめ」を冠したものの略称でもある。 おかめ。 鼻が低く頬が丸く張り出した女性の顔、あるいはその仮面。 1を商標に使う食品メーカー、オタフクソース株式会社。 おたふく風邪。 流行性耳下腺炎を参照。 その使い方とアレンジも含めた名称。 ・東京都板橋区に伝わる重要無形民俗文化財の民俗芸能。 板橋の田遊びを参照。 ・静岡県焼津市藤守に伝わる重要無形民俗文化財の民俗芸能。 藤守の田遊びを参照。 ・静岡県藤枝市の滝沢八坂神社に伝わる静岡県の無形民俗文化財の民俗芸能。 滝沢の田遊びを参照。 ・静岡県周智郡森町一宮の小國神社に伝わる選択無形民俗文化財の民俗芸能。 小國神社の田遊びを参照。 132• 164• 131• 115• 109• 126• 129• 180• 124• 316• 432• 122• 142• 265• 155• 149• 170• 335• 239• 111• 161• 300• 193• 267• 264• 324• 464• 164• 105• 125• 143• 264• 276• 189• 134• 149• 113• 117.

次の

【FORTNITE】ホラーマップ「おかめの館」のコードとプレイ方法【フォトナ】

おかめの館だるま

里神楽 さとかぐら (民間の神楽)に使われる中年女性の道化面。 鼻が低く、額 ひたい やあごが平らで、ほおが丸く出っ張って下膨 しもぶく れにつくられ、俗に三平二満 さんぺいじまん ともいわれるが、意外に鼻だけが低い一平四満というべき作りもみられる。 目が細く、色白で、どこか色っぽいうえに愛想のよい福々しい顔相である。 江戸系の里神楽ではひょっとこやだるまなどのもどきの男役と対 つい で軽妙に脱線滑稽 こっけい を演ずるが、最後はたしなめ役に回ることが多い。 お多福 たふく ともよばれ、正月の縁起物の熊手 くまで などに飾り着けられたり、かつてはこの面をかぶったお福さんという門付 かどづけ がいたりしたが、『大言海』によれば、「おたハ乙御前 オトゴゼ 、……ふくハ頤 オトガヒ ノ脹 ハ レタル」ようすをいったものだとある。 形状的にも狂言面の「乙 おと 」との関係が考えられる。 また、人形浄瑠璃 じょうるり の首 かしら 「お福」も同様の面相である。 美女の相でないので、下膨れの醜女をお亀 かめ とかお多福といって侮蔑 ぶべつ することばともなった。 お亀の名は、室町時代末のある神社の巫女 みこ の亀女の名から出たともいう。 なお、おかめを天鈿女命 あめのうずめのみこと の面とすることもある。 [西角井正大] 出典 小学館 日本大百科全書 ニッポニカ 日本大百科全書 ニッポニカ について 世界大百科事典 内のおかめ の言及.

次の

だるまあれこれ|群馬県高崎市の高崎だるま製造卸販売・中喜屋

おかめの館だるま

口を極端にとがらせた仮面。 やや斜め上に突き出た口のつくりが一般的であるが、筒状になっていて動かすことが可能なものもある。 また、この仮面をかぶって演ずる役や、さらに一般的におどけ者、まぬけ者を意味することもある。 このような口の形をした仮面は田楽(でんがく)や猿楽(さるがく)の古面にみいだせるが、狂言面の嘯吹(うそふき)と里神楽(かぐら)のモドキ面に代表され、江戸里神楽でひょっとこの名を用いている。 口ばかりでなく目を左右に甚だしく離し、片方の眼球が飛び出すばかりで左右のバランスも崩した道化面であり、おかめ、だるまなどと間(あい)の狂言役を演じる。 この面を馬鹿面(ばかめん)ともいい、その踊りを馬鹿踊ともよぶことがある。 この口つきは神に反抗する饒舌(じょうぜつ)な精霊の姿を根底に宿すもののようだが、語源的には東北地方の竈(かまど)神の火男(ひおとこ)に出たものといわれ、口をすぼめて火を吹くときの顔つきを模しているともいえよう。 火男の神像は醜顔で、ヒョウトクともいい、関西ではトクスという。 嘯吹のほうは口笛を吹く古語という。 里神楽(さとかぐら)(民間の神楽)に使われる中年女性の道化面。 鼻が低く、額(ひたい)やあごが平らで、ほおが丸く出っ張って下膨(しもぶく)れにつくられ、俗に三平二満(さんぺいじまん)ともいわれるが、意外に鼻だけが低い一平四満というべき作りもみられる。 目が細く、色白で、どこか色っぽいうえに愛想のよい福々しい顔相である。 江戸系の里神楽ではひょっとこやだるまなどのもどきの男役と対(つい)で軽妙に脱線滑稽(こっけい)を演ずるが、最後はたしなめ役に回ることが多い。 お多福(たふく)ともよばれ、正月の縁起物の熊手(くまで)などに飾り着けられたり、かつてはこの面をかぶったお福さんという門付(かどづけ)がいたりしたが、『大言海』によれば、「おたハ乙御前(オトゴゼ)、……ふくハ頤(オトガヒ)ノ脹(ハ)レタル」ようすをいったものだとある。 形状的にも狂言面の「乙(おと)」との関係が考えられる。 また、人形浄瑠璃(じょうるり)の首(かしら)「お福」も同様の面相である。 美女の相でないので、下膨れの醜女をお亀(かめ)とかお多福といって侮蔑(ぶべつ)することばともなった。 お亀の名は、室町時代末のある神社の巫女(みこ)の亀女の名から出たともいう。 なお、おかめを天鈿女命(あめのうずめのみこと)の面とすることもある。 歌舞伎(かぶき)舞踊。 常磐津(ときわず)。 本名題(ほんなだい)『勢獅子劇場花(かぶきのはなかご)』。 3世瀬川如皐(じょこう)作。 5世岸沢式佐(しきさ)作曲。 初世花柳寿輔(はなやぎじゅすけ)振付け。 1851年(嘉永4)4月、江戸・中村座で4世市川小団次、坂東(ばんどう)竹三郎(5世彦三郎)らにより初演。 江戸歌舞伎の年中行事、春の曽我(そが)狂言の当り祝いとして催された「曽我祭」を舞台に、鳶頭(とびがしら)2人が芸者や鳶たちをあしらって踊るもので、曽我兄弟の夜討ちの物語、「おどけ節」を使ったぼうふら踊り、獅子頭(ししがしら)をかぶっての勇壮な狂い、ひょっとこ踊りなど、内容は変化に富む。 幕末から、背景を山王(さんのう)祭に改定。 江戸情緒豊かな「祭礼物」の代表作として今日も流行している。 江戸または江戸系の祭礼囃子の別称。 江戸里神楽(かぐら)の馬鹿面(ばかめん)ともよばれる、だるま、ひょっとこ、おかめなどのモドキの道化面をかぶって踊る踊りがつくのでこうよばれるようになった。 練行に伴って山車(だし)の上で演奏され踊られる。 大太鼓1、締太鼓2、笛1、手平鉦(てびらがね)一の編成で、多くの曲目があるが、普通は「打込み」「屋台」「昇殿」「鎌倉」「四(し)(仕)丁目(ちようめ)」「屋台」(切(きり))の順で演奏する。 享保(きょうほう)(1716~36)の初めころ生まれた葛西(かさい)囃子をもととする。 初め若囃子、和歌囃子などと称したといい、それが馬鹿囃子と転訛(てんか)したともいう。 この語の創唱者は、日本常民文化研究所(旧称アチック・ミューゼアム、現神奈川大学日本常民文化研究所)を主宰した渋沢敬三で、1934年(昭和9)から35年の間に確定された。 渋沢は「民具」を定立する以前は、これを「民俗品」といった。 今日では「民具」が学界で広く認められている。 擬、抵牾の字をあて、擬似物とか「もじり」の意。 まね、反抗、揶揄(やゆ)、批判、非難などの行為を意味する動詞「もどく」の名詞化したことばで、芸能面においては、主役のまねをしたり、主役に絡んだりする道化役などをいう。 中世の田楽(でんがく)芸を中心に発達した演出法らしい。 奈良市の春日(かすが)若宮御祭(おんまつり)には「比擬開口(もどきかいこう)」という祝言的開口の滑稽(こっけい)版があり、静岡県浜松市天竜区水窪(みさくぼ)町の西浦田楽(にしうれでんがく)ではいちいちの田楽芸にもどきがつき、長野県阿南(あなん)町新野(にいの)の雪祭でももどきが活躍する。 翁(おきな)に対する三番叟(さんばそう)も翁のもどきと説かれるように、神やその行為をまねたり、からかったり、反抗したりして、神のことばや行いを人にわかりやすく解説する役や行いをさしている。 江戸里神楽(さとかぐら)のおかめ・ひょっとこは好例であるが、宮中の御(み)神楽の人長(にんじょう)に対する才(ざい)の男(おのこ)、能楽の間狂言(あいきょうげん)、京都市壬生(みぶ)寺の壬生狂言の供・下僕役なども同脈であろう。 食物のがんもどき、植物のウメモドキ、昆虫のサソリモドキなども語素は同じである。 仮面を字の示すとおり解釈すれば「仮の面(顔)」、つまり本来の顔ではない借りものの顔のことであるが、ここに二つの問題がある。 【意味】 ひょっとことは、片目が小さくて、口のとがった滑稽な顔つきの男の面。 【ひょっとこの語源・由来】 火吹き竹で火を吹いた表情をしていることから、「火男(ひおとこ)」が転じ「ひょっとこ」になったとされる。 一説には、目が大小不釣合いで徳利のような口をしているため、「非徳利(ひとっくり)」が転じたともいわれるが、かなり無理があるように思える。 hyottoko-ren. お亀、阿亀(おかめ)とも書き、お多福、阿多福(おたふく)、文楽人形ではお福(おふく)、狂言面では乙御前(おとごぜ)あるいは乙(おと)ともいう。 阿亀蕎麦(おかめそば)等、「おかめ」を冠したものの略称でもある。 おかめ。 鼻が低く頬が丸く張り出した女性の顔、あるいはその仮面。 1を商標に使う食品メーカー、オタフクソース株式会社。 おたふく風邪。 流行性耳下腺炎を参照。 その使い方とアレンジも含めた名称。 板橋の田遊びを参照。 ・静岡県焼津市藤守に伝わる重要無形民俗文化財の民俗芸能。 藤守の田遊びを参照。 ・静岡県藤枝市の滝沢八坂神社に伝わる静岡県の無形民俗文化財の民俗芸能。 滝沢の田遊びを参照。 ・静岡県周智郡森町一宮の小國神社に伝わる選択無形民俗文化財の民俗芸能。 小國神社の田遊びを参照。

次の