アオスジアゲハ。 アオスジアゲハの飼育(1) クスノキの巨樹から幼虫を採取してきました

アオスジアゲハの産卵から孵化まで!卵の色や孵化の時期や失敗について!

アオスジアゲハ

アオスジアゲハの産卵時期は? アオスジアゲハのメスは、餌となるクスノキやタブノキやシロダモなどのクスノキ科の植物やニッケイなどの直射日光のあたらない新芽付近に、丸い卵を産みます。 ひとつ卵を産むと、場所を変えてさらに産卵します。 最終的には、全部で100を超える数の卵を産みます。 条件のよい場所では、たくさんのメスが集まって産卵する傾向があります。 卵は数日から1週間ほどで孵化して幼虫になります。 アオスジアゲハの産卵の時期は、5月、7月、9月とその前後です。 その中で、9月に産まれた卵から孵化した幼虫は、サナギのまま越冬します。 そして、春を待って羽化するのです。 スポンサードリンク アオスジアゲハの卵ってどんな色? アオスジアゲハの卵は、最初は大きさは直径約1mmで、色は白色。 球形をしています。 卵は、孵化するまでに少しずつ変化します。 まず色は、白から黄色、そして山吹色へと変わっていきます。 大きさも、白から黄色になるころには0. 1mmから0. 2mmほど大きくなります。 山吹色になるころに、一部黒っぽいものが見えますが、これは中にいる幼虫の顔。 なので心配する必要はありません。 ですが、 黒く変色してしまっている卵があったら、その卵はウィルスや寄生虫に侵されている可能性があります。 また、黒い点がたくさんある卵も、成長に失敗してしまった卵です。 残念ですが孵化することはないでしょう。

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アオスジアゲハ(2)|おおきくなあれ|大日本図書

アオスジアゲハ

約2分の動画にまとめています。 もっと詳しく知りたい場合は、以下で文章と共にお楽しみ下さい。 卵(たまご) 食草であるクスノキなどに一個ずつ産みつけます。 産卵後すぐの卵• 孵化の近づいた卵 産卵後すぐの卵はほんのり黄色みのある卵ですが、時間が経って孵化(ふか)が近づいてくると中の幼虫の姿が透けて見えてきます。 孵化(ふか)の様子 卵の中で幼虫が形作られ、孵化が近づいてくると中に幼虫の姿が見えてきます。 卵から出てきた幼虫は最初に卵の殻を食べます。 顔が出てきた• ちょっと出てきた• 黄色っぽい色だ• 卵の殻は食べてしまう 卵の殻を内側からちょっとずつかじって出てきた幼虫は、最初に自分が入っていた卵の殻を食べます。 生まれたばかりの幼虫のことを初令幼虫(1齢幼虫)と呼びます。 幼虫(ようちゅう)1齢~5齢 生まれたばかりの幼虫は「1齢幼虫(いちれいようちゅう)」と呼ばます。 アオスジアゲハの生まれたての幼虫は黒くて毛虫のようです。 脱皮をして「2齢幼虫」「3齢幼虫」「4齢幼虫」と大きくなっていき、色も緑色になります。 さらに脱皮をすると「5齢幼虫(終齢幼虫)」になります。 3齢くらいで緑色が強くなり、4齢になると黄色い帯が目立ってきます。 5齢幼虫(終齢幼虫)になると眼状紋が入ります。 他のアゲハイモムシと比べると小さな眼状紋です。 チョウの種類によって何齢で終齢幼虫になるかは違います。 黒い毛虫のような1齢幼虫• 少し大きくなった1齢幼虫• 2齢幼虫の食事• 3齢幼虫• 4齢幼虫• 5齢幼虫(終齢幼虫) イモムシの眠(みん) 幼虫は脱皮をする前にはご飯を食べなくなって、そのうちじっとして動かなくなります。 脱皮に備えて力を蓄えています。 その状態を眠(みん)と呼びます。 4齢幼虫の眠(みん)• 2齢幼虫の眠(みん) 脱皮(だっぴ) アオスジアゲハのイモムシは大きくなるために脱皮をします。 これは、古くなった表皮をまとめて脱ぎ去っているのです。 チョウの幼虫は柔らかいのでわかりにくいですが、昆虫はクチクラ層からなる外骨格で形成されていて、成長とともに中身が大きくなっても、外見はあまり大きくなれません。 ですから、成長に伴い古い皮を脱ぎ捨てることで大きくなっていくのです。 脱皮を始めた• 古い皮が全部脱げた• 仮面のように殻がついてる• 脱皮した皮は食べる 眠の状態で小さくなっていたところから、体をぐいっと伸ばし体を収縮させながら、どんどん古い皮を脱いでいきます。 最後にはお尻から全部皮を脱いでしまいます。 脱皮した皮は食べてしまうのですが、それは栄養の確保と痕跡を消す役割があると思われます。 前蛹(ぜんよう) 蛹(さなぎ)になる直前にじっと動かなくなります。 その状態を前蛹(ぜんよう)と呼びます。 蛹になる準備に入ると餌(エサ)を食べなくなり、体の中の余計なモノをすべて出すので透き通ってきます。 場所を決めたら、糸で腹部の先端を軽くくっつけて、さらにループ状に吐き出した糸で体をひっかけるように支えます。 前蛹(ぜんよう) 蛹化(ようか) 終齢幼虫が脱皮をして蛹(サナギ)の形状になることを蛹化(ようか)と言います。 蛹化が始まりました• 脱ぎ終わると、皮を捨てます 頭の後ろ部分が破れて、角がひょっこり出てくるところから蛹化(ようか)が始まります。 全部脱ぎ終わると、軽く固定したおしりの先を一回離して皮を捨てます。 その後、器用に元の位置にお尻をくっつけます。 蛹(さなぎ) この時期に体を大きく作り変えて、蛹の中で羽のある姿を形成します。 蛹化してすぐ• 蛹の色は黄緑• 羽化が近づいてきた• 羽化の直前の蛹 蛹は淡い緑色で濃淡のある筋が入っています。 これは葉脈を真似ている擬態なのでしょう。 羽化が近づくと、蛹の中で蝶の姿ができてきます。 羽化の直前の蛹では、はっきりと中の蝶の姿を見ることができます。 羽化(うか) 蛹の中で羽のある成虫の体が出来上がると、最後の脱皮をして出てきます。 これを羽化(うか)と言います。 蛹の殻にヒビが入ってからほんの1分程度の出来事ですが、とても神秘的な光景です。 上の方からパカっと割れます• 出たばかりは羽がくしゃくしゃ• 羽根を伸ばしてじっとしている 蛹の上部からヒビが入ってパカっと割れます。 そこからぐいぐいとチョウが出て来るのですが、最初は羽がクシャクシャです。 まずは、ぶら下がって羽が伸ばせるところまで行って、飛び立てるようになるまではじっとしています。 成虫から産卵 成虫になるとオスとメスが出会って産卵します。 年に3~4回ほど発生するので春から夏の間ずっと、卵から幼虫まで観察することができます。 アオスジアゲハの越冬 アオスジアゲハは年に数回発生して見ることができますが、秋に蛹になったものはその状態で冬を越します。 アオスジアゲハ アオスジアゲハ おまけ:アオスジアゲハ幼虫のうんこ 丸っこいような黒いうんこをします。 幼虫の成長に合わせてうんこも大きくなっていきます。 アオスジアゲハのうんち。 ころんとしたかわいいうんちですね。 他の アゲハチョウの仲間はこちら.

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アオスジアゲハ │ 自然案内人レヂヲのいきもの図鑑

アオスジアゲハ

分布 本州(東北地方では稀)、四国、九州 特徴 開長55~70㎜程度。 5~10月頃まで見られます。 翅は黒地に青緑色の帯が入り、この帯には鱗粉がなく透き通って見えます。 上の写真でも奥側の翅が帯から透けて見えるのが確認できます。 アゲハチョウなどに比べ身体が太く、俊敏に飛び回るため空中での捕獲は非常に難しい。 吸蜜中や吸水のため止まっている時が捕獲のチャンス。 生態 市街地から野山までどこにでも見られます。 成虫は花の蜜をエサとし、吸水性が強いので、吸水のため地面に下りることがよくあります。 幼虫のエサはクスノキ、タブノキなどの葉。 若齢の時は若い葉を食べるので、そこに親は産卵します。 幼虫期間は約1か月で、幼虫は5回の脱皮を経て、葉の裏で蛹になります。 飼育の場合飼育ケースの天井とかでも蛹になります。 越冬は蛹でします。 幼虫はつつくと臭角を頭部から出し(半透明なオレンジ色)、広い範囲で大変臭い。 幼虫が小さい時は、飼育ケースにラップを貼って、そこに爪楊枝か何かで空気穴を開けてください。 このようにしないと飼育ケースの隙間から簡単に逃げて行きます。 飼育ケースの置き場所は、直射日光の当たらないところにしてください。 直射日光が当たると温度も上がりますし、水分もどんどん無くなっていくので、死んでしまう原因になります。 幼虫は葉の裏側にいることがよくあることから、木陰をイメージした少し暗いところがいいと思います。 飼育ケースの湿度を高くしないためにも霧吹きで加湿する必要はありません。 むしろ、多湿になると病気の原因になります。 ラップを貼ってから飼育ケースの蓋で抑えるか、輪ゴムなどで止めておくと逃げる心配は無くなります。 また、 幼虫にとって最も恐いのは寄生バエです。 ラップを貼っておけば侵入される心配もなくなります。 寄生バエに寄生された幼虫は体の一部が黒くなります。 そうなるとどうすることもできません。 幼虫が血のようなものを吐いて死ぬ場合は感染症の疑いがあるため、直ぐに他の飼育ケースに他の幼虫達を移してください。 もしくは、飼育ケースをよく水洗いしてください。 以前、ヒオドシチョウの幼虫を、1つの飼育ケースで70~90匹飼っていたことがあります。 朝には元気でエサをモリモリ食べていましたが、夜にいきなり死に始めたので、急いで30匹ほどは助け出して他の飼育ケースに移しました。 しかし、助け出したものもどんどん元気がなくなり、次の日には全滅しました。 感染症とはこれほど恐ろしいものなのだということを初めて知りました。 全滅させないためには、飼育ケースを複数に分けて飼育した方が良いようです。 2019/7/23 塾の帰りにクスノキを見たら、アオスジアゲハの幼虫を見つけた。 まだ2齢幼虫のようだ。 7/24 昨日見つけた場所の近くのクスノキを探したら、アオスジアゲハの幼虫5匹と卵2個を見つけた。 7/25 アオスジアゲハの幼虫が1匹死んでしまいました。 何が原因かはわかりません。 7/28 幼虫の1匹が4齢幼虫になった。 7/30 1匹が体液か何かを吐いて死んでしまいました。 ウジが出てこないので寄生バエではなさそう。 あと3匹になりました。 7/31 今日も1匹が血のような体液を吐いて死んでしまいました。 病気なのだろうか?残りは2匹。 8/2 また1匹が血のような体液を吐いて死んでしまいました。 最後の1匹は5齢幼虫になっている。 8/6 幼虫の1匹の動きが何か変である。 蛹になろうとしているのかな? 8/7 とうとう幼虫が蛹になった。 緑色をしている。 寄生バエにやられていると蛹が茶色に変色する。 8/10 蛹の変化はありません。 寄生バエもやられていないようです。 8/16 蛹の中のチョウの模様が見えている。 もうすぐ羽化かな? 8/18 ついに羽化した。 このページの最初に載せている写真がその個体。 綺麗に翅も伸びたのでよかった。 今回の飼育で解ったこと、問題点 羽化できたのは、6匹中1匹。 途中で次々と血のようなのもを吐いて死んでしまいました。 調べたところ原因はウィルス性の感染症の可能性があるとのことでした。 1匹目が死んだとき、直ぐに飼育ケースを交換するか洗うべきだったようです。 2019/10/3 今日、塾の帰りにクスノキでアオスジアゲハの幼虫5匹と卵1個を見つけました。 飼育ケース小にいれ、クスノキの葉をそのまま飼育ケースに入れました。 10/6 更に、アオスジアゲハの卵2個と幼虫を多数捕って来た。 全部で20匹ぐらいになった。 10/7 今日も4齢幼虫を1匹捕まえて来た。 10/9 5齢幼虫が4匹になっていた。 今までで幼虫が何匹か死んでしまいましたが、数が多すぎて把握できていません。 血のようなものを吐いて死んでいるものはいないようです。 これで蛹が2匹。 幼虫の多くが理由不明で死んでしまいました。 血のようなものを吐いて死んだのではないそうですが、伝染病の疑いは否定できません。 6~7匹が蛹になったそうですが、そのほとんどが寄生虫にやられてしまいました。 今残っているのは蛹が2匹のみになってしまいました。 まだ、暖かいので逃がすことにしました。 この子も逃がすことにしました。 今回の飼育で解ったこと、問題点 幼虫が22匹も居たにもかかわらず、今回は2匹しか成虫に育てることができませんでした。 問題点としては、寄生虫の処置をしていなかったことが挙げられます。 飼育ケースにサランラップなどを貼ってハエなどを入れなくする必要があったと思います。 しかし、採取前に卵を産み付けられた可能性もあります。 この場合の対処方法は今の所ありません。 また、幼虫が死に始めた時にも、直ぐに対応しなかったことで次々と死んでしまいました。 短期間で複数死んでしまった場合、伝染病を疑う必要があるようです。 2019/11/14 息子が塾の帰りにクスノキでアオスジアゲハの5齢幼虫を1匹捕まえてきた。 飼育ケースにクスノキ枝をそのまま入れて飼育開始。 幼虫達は大丈夫だろうか?室内温度は外より数度は高いはずだけれど・・・。 まだこの程度の寒さなら大丈夫のようだ。 2齢の幼虫が何とか5齢までになった。 残念なことに最初に蛹になった幼虫の体に黒い点が見える。 寄生虫にやられていたようだ。 良かった。 これですべてが蛹(2匹)に、来年の春が楽しみ。 今回の飼育で解ったこと、問題点 11月中旬頃に幼虫のものは越冬するようです。 前回の飼育で11月初旬に羽化したものを逃がしましたが、それが成虫にとって良かったかは分かりません。 (11月初旬にはほとんどアオスジアゲハを見かけません)もしかしたら、屋内で飼育したために早く羽化してしまったのかもしれません。 今回は寒くなっていたので寄生バエが屋内にいるようには思えません。 おそらく屋外で卵を産み付けられた可能性が高いと思います。 寄生バエに寄生された幼虫を助ける方法があるといいのですが・・・。

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